これからの季節、紫外線(UV)は私たちの肌に大きな影響を与えます。紫外線は肌の表面だけでなく、奥深くの真皮層にまで届き、知らないうちにダメージを蓄積させていきます。
特に注意したいのが、UV-AとUV-B。UV-Bは日焼けや赤み、ヒリヒリとした炎症の原因となり、シミやそばかすの原因にも。一方でUV-Aは、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを壊し、シワやたるみといった“光老化”を引き起こします。これは年齢に関係なく、日々の積み重ねでじわじわ進行してしまうんです。
「曇りの日なら大丈夫」「室内にいれば安心」と思われがちですが、実は紫外線は雲や窓ガラスも通過します。日常生活の中でも、知らないうちに肌はダメージを受けていることが多いのです。
紫外線対策は、美肌を保つうえで欠かせない基本ケア。日焼け止めは“塗る”のではなく“守る”という意識で、季節を問わず使うことが大切です。毎日のちょっとしたケアが、5年後、10年後の肌を守ってくれますよ。